鎌倉殿の13人の最終回では北条義時はどのような最期を迎えるのでしょうか?
その「予想」について考察していきます。
- 義時が暗殺されるとしたら犯人は誰?
- 義時が自殺するとしたらどんな展開?
- 病死説はありえるのか?
このあたりの疑問をお持ちであれば、ぜひ本記事でその悩みを解消してください!
そして結論からお伝えすると、
- 義時は暗殺される可能性が高い
- 容疑者4人(のえ、北条泰時、北条政子、三浦義村)全員が犯人
こういった説が濃厚だといえます。
では主人公の義時がどのような結末を迎えるのか詳しく考察していきたいと思います。
【鎌倉殿の13人/最終回/予想】考えられる展開は3つ

主人公の北条義時がどのような結末を迎えるのか。
考えられる展開としては3つあります。
- 暗殺
- 自殺
- 病死
ですね。
しかし最終回のタイトルが「報いの時」なので義時がこれまでの行いに対して報いを受けるという展開になりそうですよね。
こう考えると3つの説の内、病気で安らかに亡くなるのではなく、暗殺や自殺の可能性が高いと思います。
ではそれぞれ3つの展開を考察していきましょう。
【鎌倉殿の13人/最終回/予想】暗殺の容疑者はこの4人

主人公の北条義時はこれまであらゆる手を使って政敵を滅ぼしていきました。
そんな主人公がハッピーエンドを迎えるというのはあまり考えられないと思います。
義時が暗殺されるとしたら犯人は一体誰なのでしょうか?
この4人が可能性が高そうですね。
- のえ(義時の妻)
- 北条泰時(義時の息子)
- 北条政子(義時の姉)
- 三浦義村(義時の盟友)
それぞれ見ていきましょう。
のえ(義時の妻)

まず容疑者の一人目は義時の奥さんであるのえです。
義時暗殺の容疑者として考えられる理由は3つあります。
- 「のえの毒殺説」がある
- 義時の死後「伊賀氏の変」が起こる
- そもそも義時との関係は悪い
それぞれ見ていきましょう。
まず1つ目の「のえの毒殺説」ですが、鎌倉時代の事を記している「明月記」ではこのように書かれています。
、藤原定家の『明月記』によると、義時の死に関して、実雅の兄で承久の乱の京方首謀者の一人として逃亡していた尊長が、義時の死の3年後に捕らえられて六波羅探題で尋問を受けた際に、苦痛に耐えかねて「義時の妻が義時に飲ませた薬で早く自分を殺せ」と叫んで、武士たちを驚かせている。この発言に注目した平泉澄は『吾妻鏡』の病状悪化の記述は粉飾されたものであり、義時が毒殺されたと見た。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BC%8A%E8%B3%80%E3%81%AE%E6%96%B9より引用
この尊長の発言から「のえの毒殺説」が生まれたと言われています。
「鎌倉殿の13人」でも毒殺説を採用する可能性は高いと考えられます。
2つ目の理由は義時の死後「伊賀氏の変」が起こるということです。
貞応3年(1224年)7月、夫義時の急死後、兄光宗と共に実子である政村を幕府執権に、娘婿の一条実雅を将軍に擁立しようと図るが、尼将軍北条政子が政村の異母兄泰時を義時の後継者としたことにより失敗し、伊賀の方と光宗・実雅は流罪となった(伊賀氏の変)。子の政村は事件に連座せず、のちに7代執権となっている。8月29日、伊賀の方は政子の命によって伊豆北条へ配流となり、幽閉の身となった。4か月後の12月24日、危篤となった知らせが鎌倉に届いており、その後死去したものと推測される。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BC%8A%E8%B3%80%E3%81%AE%E6%96%B9より引用
この「伊賀氏の変」はのえが自分の息子の政村に後を継がせようとして起こった事件と言われいています。
義時が自分の後を継がせるのは政村ではなく、泰時だったのでそれに不満を持って暗殺するというのは十分に考えられる展開ですよね。
3つ目の理由はそもそも義時との関係性が悪いということです。
「鎌倉殿の13人」第45話、第46話では義時とのえの関係性がギクシャクしている様子が描かれています。
このギクシャクした関係から何かがきっかけになり義時暗殺に踏み切る可能性が考えられます。
北条泰時(義時の息子)

2人目の容疑者は義時の息子の北条泰時ですね。
考えられる理由としては2つ。
- 政治方針の違いで対立
- 義時の死後、うまく行き過ぎ問題
1つ目の理由は父の義時とは政治方針で度々対立しています。
義時が政敵を汚い手で排除する様をみて泰時は「それはやりすぎだ」と言っています。
泰時が義時を暗殺する動機としては承久の乱での戦後処理での対立がきっかえになっていくのではないかと考えられます。
2つ目の理由は義時の死後、うまく行き過ぎ問題ですね。
北条義時の死後伊賀の変があったものの御成敗式目を定め、泰時と政治体制は盤石なものになります。
一人の権力者が亡くなると組織は崩壊したりしますが、そのようなことがなかったということを考えると義時の暗殺に関わっている可能性は高いといえますね。
北条政子(義時の姉)

3人目の容疑者は義時の姉である北条政子です。
考えられる理由としては3つ。
- 義時との政治的対立
- 政子の息子を見殺しにした過去がある
- 政子と義時の権力争いが起きそう
1つ目は義時との政治的対立です。
二人は最初は協力関係にありましたが、次第に義時と意見が合わなくなっていることが多くなっています。
そのことが暗殺の動機になっていくのではないかと考えます。
2つ目は義時が自分の息子を見殺しにした過去があるということです。
政子には実朝という息子がいました。
実朝は3代将軍として職務を全うしていましたが、公暁によって暗殺されてしまいます。
この公暁による暗殺計画を事前に知っていながら泳がせたのが義時でした。
政子が義時を暗殺するには十分すぎる理由ですよね。
3つ目は政子と義時の権力争いが起きそうということです。
第46回の「将軍になった女」で政子は実質的な鎌倉幕府の頂点に立ちます。
今まで義時が頂点に立って権力を握ってきましたが、ここに来て立場が対等になってきました。
いままで義時のやり方に不満があっても従っていた政子ですが、これからは言いなりにはならず権力争いの末に義時を暗殺するという展開は十分に考えられると思います。
三浦義村(義時の盟友)

4人目は義時の盟友である三浦義村です。
考えられる理由としては2つ。
- 一度義時を暗殺しようとした
- 義時が死ぬとメリットが大きい
ですね。
1つ目の理由は一度義時を暗殺しようとしたことです。
公暁を使って実朝と同時に義時を殺そうと企んでいたことあったので、最終回で義時を暗殺するということはありえそうですよね。
2つ目は義時が死ぬとメリットが大きいということです。
具体的にどのようなメリットかというと、鎌倉幕府内での発言力が上がることですね。
また義時の息子である政村が執権になれば、義村は政村の烏帽子親(成人する時につく後見人)なので権力を掌握することができます。
【鎌倉殿の13人/最終回/予想】全員が犯人?

この4人が全員犯人であるという説も考えられますね。
私が考えられると思う説としては泰時と政子が手を組んで義時を殺すということですね。
なぜなら二人は義時と政治的対立を繰り返しているということ、そして政治的な意見がかなり一致していることから可能性が高いと考えます。
【鎌倉殿の13人/最終回/予想】義時は自殺するのか?

暗殺説ではなく義時自身が自殺するのではないかという説もありますね。
自殺の原因としては自分に味方してくれる人がいなくなったということ、またはいままでの自分の行いに罪悪感が生まれて自殺したというのが考えられそうですよね。
【鎌倉殿の13人/最終回/予想】病死の可能性は…

「鎌倉殿の13人」の最終回の予想として義時は病死の可能性もありますよね。
しかし最終回のタイトル「報いの時」からただの病死では終わらないと考えます。
病死の場合に考えられるシナリオは2つ。
- 夢にうなされて死亡
- 頼朝と同じように糖尿病からの落馬
ですね。
それぞれ見ていきましょう。
夢にうなされて死亡

1つ目のシナリオとして夢にうなされて死亡するということですね。
夢の中に今まで倒してきた政敵たちが出てくるというシナリオです。
そして義時はだんだん体力的にも精神的にも衰えていき、死んでいくということです。
衝撃的展開を期待する視聴者にとっては物足りなく感じてしまうかもしれませんね。
頼朝と同じように糖尿病からの落馬

「鎌倉殿の13人」では義時は頼朝から政治的なやり方を継承しているという設定なっています。
このことから義時は頼朝と同じような最期を迎えるのではないでしょうか?
頼朝は「飲水の病(糖尿病)」になって、最終的に落馬したことで死んでいきました。
義時もその流れになっていくのではないかと考えられます。
頼朝の政治的なやり方を引き継いだ政治家としてはきれいな死に方といえますね。
【鎌倉殿の13人/最終回/予想】どの展開が一番考えられるか

鎌倉殿の13人の最終回予想として考えられる展開として3つ紹介していきましたが、やはり私個人としての予想は暗殺ですね。
理由としては衝撃的な展開を望んでいる視聴者は暗殺のほうが盛り上がるからですね。
今まで散々手を汚してきた北条義時に安らかな死を与えてはいけないのではないかということです。
まとめ

鎌倉殿の13人の最終回予想として考えられる展開として3つのシナリオを考察していきました。
最終回が楽しみですね。
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