【すずめの戸締まり/考察】椅子はなぜ3本足の設定なのか?考えられる理由5選!

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すずめの戸締まりのストーリーの中で重要なアイテムである「3本足の椅子」。

この椅子がなぜ3本足なのかについて解説していきます。

  • 椅子はなぜ3本足の設定なのか?
  • 「3本足の椅子」には日本神話が関連しているのか?
  • 「3本足の椅子」の設定がわかると本編が120%楽しめる理由

このあたりの疑問をお持ちであれば、ぜひ本記事でその悩みを解消してください!

そして結論からお伝えすると、

  • 椅子はなぜ3本足なのかは震災の象徴を表している
  • 「3本足の椅子」は日本神話に出てくる八咫烏が影響

    こういった説が濃厚だといえます。

では本文で解説していきます。

【すずめの戸締まり/考察】椅子はなぜ3本足の設定なのか?

なぜ椅子は3本足なのでしょうか?

考えられる理由としてはこの5つです。

  • 震災の悲惨さの象徴
  • 主人公すずめの心の穴
  • すずめの母親の無念
  • 東日本大震災を連想
  • 椅子の3本足は八咫烏(やたがらす)を表している

詳しく解説していきます。

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【すずめの戸締まり/考察】3本足の椅子は震災の悲惨さの象徴

3本足の椅子は震災の悲惨さを表していると考えられます。

つまりこの椅子は元々4本足でしたが、震災によって三本足になったということです。

十分に考えられる説ですよね。

主人公のすずめは4歳の時に震災に遭っていますのでその時に一本欠けたいうのは物語としてはきれいに収まりますね。

新海誠監督の作品は災害をメインに描くことが多いですから、震災の悲惨さを表すという意図で3本足にした可能性は十分に考えられます。

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【すずめの戸締まり/考察】3本足の椅子はすずめの心の穴

3本足の椅子は主人公のすずめの心の穴を表しているのではないかと考えられます。

設定としてすずめはこの椅子を形見として4歳からずっと大事にしていましたからね。

この物語は今は亡き母親への思いを断ち切る話だとしたら、椅子が3本足であることの意味が理解できますね。

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【すずめの戸締まり/考察】すずめの母親の無念

椅子が三本足の設定なのは「母親の無念を表している」ということですね。

つまりもともとこの椅子は製作途中であったということです。

椅子を完成させる前に東日本大震災が起きて、すずめの母親は亡くなってしまったということです。

理由としては作品の中で椅子の制作過程の様子は描かれているが、完成した(4本足の椅子)の描写がないということが根拠ですね。

完成した4本足の椅子の描写がないことから十分に考えられる説と言えるでしょう。

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【すずめの戸締まり/考察】東日本大震災を連想

すずめの戸締まりの椅子は東日本大震災を連想させるために3本足にしたのだという説です。

確かに作中や作品に関することに東日本大震災の起きたを連想させる3と11の数字が多いですよね。

映画の公開日が震災の11年後の11月11日、形見の椅子が3本、宗像草太の部屋が301号室といった感じです。

これはたまたまではなく、わざと仕掛けている可能性が高そうです。

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【すずめの戸締まり/考察】椅子の三本足は八咫烏

椅子の三本足は八咫烏を表しているという説もありますね。

八咫烏とは一体何なのかを見ていきましょう。

八咫烏(やたがらす、やたのからす)は、日本神話に登場するカラス[1]であり導きの神武東征の際、高皇産霊尊(タカミムスビ)によって神武天皇のもとに遣わされ、熊野国から大和国への道案内をしたとされる。一般的に三本足の姿で知られ、古くよりその姿絵が伝わっている[1]

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%AB%E5%92%AB%E7%83%8Fより引用

日本神話に出てくる3本足のカラスのことですね。

椅子が3本足なのは八咫烏が三本足なのと同じですよね。

なぜ八咫烏なのではないかと思った理由としては2つ。

  • 新海誠監督が日本神話をよく引用する
  • 扉の向こうの世界に行ける

ですね。

それぞれ解説していきましょう。

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新海誠監督作品は日本神話の引用

1つ目の理由は新海誠作品は日本神話をよく引用するということです。

過去作品でも日本神話が元になっているという考察が多いことから今回の作品も日本神話の引用なのではないかと考えられます。

災害と日本神話は切り離せない部分がありますから日本神話である可能性は高そうです。

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神であれば扉の向こうの世界に行ける

すずめの戸締まりの設定として扉の向こう側には現実世界とは違う世界が広がっていることがわかっています。

3本足の椅子(草太が転生した)は扉の向こう側の世界にすんなり入れた事を考えると普通の人間ではなく、神様なのではないかと考えられます。

その神様こそ同じ三本足の八咫烏ということです。

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5つの設定で信憑性が高いのは?

この5つの設定で個人的に最も信憑性が高いのは東日本大震災を連想している椅子の3本足は八咫烏(やたがらす)を表しているという2つの説ですね。

理由としては災害×日本神話というのは新海誠監督の代名詞ですからね。

新海誠監督は日本神話をリスペクトしていて、なおかつ私達に災害や気候変動に関する向き合い方を問いている気がしますね。

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まとめ

今回はすずめの戸締まりのキーアイテムである椅子がなぜ3本足の設定なのかについて解説していきました。

映画をまた見ていくと新たな設定に気がつくかもしれませんね。

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