yamaさんの新曲「色彩」が、10月1日(土)23時よりテレビ東京ほかにて放送が始まるTVアニメ『SPY×FAMILY』第2クールのエンディングの主題歌に決定して話題になっていますね!!
そんなyamaさんの新曲「色彩」にはどのような意味が込められているのか気になりますよね!!
今回はそんなyamaさんの「色彩」について徹底考察していきたいと思います。
【yama/色彩】歌詞を徹底考察!!

yamaの「色彩」の歌詞を徹底考察していきたいと思います!!
じっと機微を見逃さないで きっと大人はそれらしくするのでかかりきりになるんだ
関心はまだ僕ら 真珠の欠片だって無価値、そこに物語がなければ
からくりのなかで廻る僕ら命だ
yama「色彩」歌詞より
「じっと機微を見逃さないで」というところで相手を注意深く観察していることがわかりますね。
「きっと大人はそれらしくするのでかかりきりになるんだ」では「それらしく」というのがどのようなことなのか気になりますよね。
「関心はまだ僕ら 真珠の欠片だって無価値、そこに物語がなければ」では物語がなければ私たちは無価値であるという事実に「からくりのなかで廻る僕ら命だ」と続く歌詞で虚しさを感じていることがわかりますね。
軌跡のような毎日に感謝を

実は奇跡のような毎日を、当たり前に手を差し伸べあって過ごしている
心あたたかであること、笑うほど寂しいことはないでしょう?
落ち込む夜でさえ多彩で気まぐれなように
yama「色彩」歌詞より
「実は奇跡のような毎日を、当たり前に手を差し伸べあって過ごしている」では
この何気ない日常が当たり前ではないということを表しています。
嫌なことや悲しいことがある毎日ですが、そのような日でも軌跡の毎日であることを胸に刻まないといけないですよね。
「心あたたかであること、笑うほど寂しいことはないでしょう?落ち込む夜でさえ多彩で気まぐれなように」では
人はずっと寂しいことも落ち込むこともない気まぐれな生き物であるいうことがわかりますね。
つまり落ち込む夜でさえ、ただ落ち込んでいるのではなくいろんな感情が「多彩」に混じっていることがわかりますね。
どの人生も悪くはないだろう 強がる事を知れど
今までの足跡や産まれたことは消えやしない 軽い冗談で傷がついてしまう
柔らかなままでいい、そのままでいい
yama「色彩」歌詞より
「どの人生も悪くはないだろう 強がる事を知れど 」
「今までの足跡や産まれたことは消えやしない」では
人間は見栄を張るために強がって生きようとするが、そんなことも悪くはないだろうといっていますね。
そして今までの産まれたことや足跡は消えることはないということです。
どんな人生でも産まれたことや足跡は消えはしないということが今、人生に絶望している人の心に刺さるのではないでしょうか?
「軽い冗談で傷がついてしまう
柔らかなままでいい、そのままでいい」では
生きていれば傷つくことや罵られることがあり、傷ついてしまうことがありますね。
そんな傷つきやすい人はそのまま傷つきやすくいきていけばいいと語っていますね。
じっと日々を見逃さないで きっと大人はそれらしくするのでかかりきりになるんだ
関心はまだ僕ら 真珠の欠片だって無価値、そこに物語がなければ
からくりの中で廻る僕ら命だ
yama「色彩」歌詞より
ここでも最初の歌詞と同じように物語がないといきられないということを嘆いていますね。
あぁ間違っていないね 喜劇ばかりじゃここには立っていないってこと!
気晴らしに今ならどこへだって 僕ら光のように気がつかない
間違ってる涙なんてない
yama「色彩」歌詞より
「あぁ間違っていないね 喜劇ばかりじゃここには立っていないってこと!」では
時には挫折も経験しているということがわかりますね。
「気晴らしに今ならどこへだって 僕ら光のように気がつかない
間違ってる涙なんてない」では
挫折をして気晴らしに何処かに出かけるということをしても誰も気づきはしないから誰かから馬鹿にされることも怒られることもないと言っていますね。
そんな挫折による涙は決して間違ってはいないということがわかりますね。
じっと意味を見逃さないで きっと大人はそれらしくするのでかかりきりになるんだ
関心はまだ僕ら 真珠の欠片だって無価値、そこに物語がなければ
からくりの中で廻る僕ら命だ
yama「色彩」歌詞より
「じっと意味を見逃さないで」というところに大人は微細な動きで感情を表すことがあるということを表していますね。
挿絵のような理想を求める

じっと機微を見逃さないで きっと大人はそれらしくするのでかかりきりになるんだ
関心はまだ僕ら 真珠の欠片だって無価値、そこに物語がなければ
からくりのなかで廻る僕らは なりそこないで溢れた!
yama「色彩」歌詞より
なにかの物語でしか生きることができないこと僕らはなりそこないだということを語っていますね。
「なりそこないで溢れた!」
というのはなりそこないで溢れた僕らがたくさんいることがわかりますよね。
挿絵のような幸せを求めている 感性は絵の具、混ざり合える
この街で当たり前に今、輝いている!
yama「色彩」歌詞より
「挿絵のような幸せを求めている」では
絵に書いたような幸せをみんな無意識に求めていることがわかりますよね。
「感性は絵の具、混ざり合える」というところで理想の挿絵のような生活ではなく、いろんな感性が絵の具のように混ざり合って幸せが作られることがわかります。
「この街で当たり前に今、輝いている!」では
いろんな絵の具という感性が混ざり合ってこの町ができていることがわかりますよね。
歌詞の全体像を見ての感想

この歌詞には人のあり方や多様性を認め合おうという意味が込められていることがわかります。
このように視聴者からも温かい歌詞の意味に感動した人が多いことがわかります。
これからこの歌が挫折や苦痛を経験している人を救うということになればいいですよね。
【yama/色彩】歌詞に込めた思いとは?腐らずに大人になることの難しさとは?

どのような思いがこの歌詞に込めているのでしょうか?
完璧な人間はおらず、周囲の人から影響を受けながら危機や困難を乗り越え成長していく過程はまさに物語です。ロイド、アーニャ、ヨルの人生にそれぞれの物語があります。過酷な人生で腐らずに「大人」になっていくのは難しいことだと思います。しかし悲しみや不安を抱えることも間違いなく人生の彩りの一つであり、ありのままで自らが信じている方へ進んでほしいと想いながら歌っています。誰かの物語と交わった時に黒く濁るのではなく、それぞれが持つ色の影響を受けながら色彩が豊かになっていくようにと。この物語の彼、彼女等が輝いていくようにと願っています。
yama、新曲「色彩」がTVアニメ『SPY×FAMILY』第2クールエンディング主題歌に決定 – Yahoo! JAPANより引用
過酷なものを背負いながら大人になるということの難しさを歌に込めていることがわかりますよね。
タイトルの「色彩」に込められた意味としては誰かの物語と交わった時に黒く濁るのではなく、それぞれが持つ色の影響を受けながら色彩が豊かになっていくようにという思いが込められていることがわかりますね。
人がそれぞれ影響を受けあって現実社会が成り立っていることを「色彩」と表現することが面白いですよね。
【yama/色彩】『SPY×FAMILY』の本編とどのようにリンクしているのか?

この歌詞を見る限り、あまり『SPY×FAMILY』のエンディング曲とは思えないという意見が挙がっています。
しかし歌詞によく注目してみると『SPY×FAMILY』本編とリンクしていることがわかります。
特にリンクしている歌詞が3つありました。
- 「真珠のかけら」
- 「じっと機微を見逃さないで」
- 「からくりのなかで廻る僕らは」
ですね。
一つずつ解説していきます。
1つ目は歌詞の中によく出てくる言葉である「真珠のかけら」ですね。
本編の中で直接真珠に関して言及しているところはありません。
しかし、今回描かれる本編では豪華客船を舞台にしたストーリーが描かれると考えると繋がってくるのではないかと考えられます。
前回の第1クールでは単行本の1巻~3巻までが描かれて、今回は4巻から6巻まで描かれると考えられます。
6巻が豪華客船が舞台になっていますので、今回のアニメ本編で描かれる可能性はありえますよね。
豪華客船の回が描かれるとなると歌詞の中に出てくる「真珠」は真珠→海→豪華客船という伏線が張られていると推測できます。
2つ目の「じっと機微を見逃さないで」と言う歌詞には主人公であるロイド・ファージャーのスパイらしい一面を表していますよね。
3つ目の「からくりのなかで廻る僕らは」という言葉が歌詞には出てきますが「からくり=〈梟〉作戦≒各国の思惑」だと考えられます。
そして「僕ら」というのがフォージャー家のことだと考えると辻褄が合いますよね。
まとめ

今回はyamaさんの「色彩」について徹底考察していきました。
この歌詞をよく見ていくと、また新たな発見があるかもしれません。
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