【ヨルシカ/アルジャーノン】歌詞に込められた意味を考察!!

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「ヨルシカのアルジャーノンにはどんな意味が込められているのか?」

あなたは今、このようにお考えではありませんか?

もし、歌詞の意味がわかれば曲をさらに楽しむことができますよね。

この記事ではヨルシカ「アルジャーノン」の歌詞の意味をわかりやすく解説します。

さらに以下の2点もご紹介します。

  • ドラマのストーリーとリンクしているのか
  • 小説をオマージュしているのか


この記事を読み終えるころには、ヨルシカの「アルジャーノン」の曲への理解が深まるのではないでしょうか?

さっそくヨルシカ「アルジャーノン」の歌詞の意味を解説していきます。

この記事を読んでわかること

  • ヨルシカ「アルジャーノン」の歌詞の意味
  • ドラマのストーリーとリンクしているのか
  • 小説をオマージュしているのか

【ヨルシカ/アルジャーノン】歌詞の意味を考察!!

ヨルシカ「アルジャーノン」の歌詞の意味を考察していきます。

貴方はどうして僕に心をくれたんでしょう
貴方はどうして僕に眼を描いたんだ
空より大きく雲を流す風を飲み込んで
僕の眼はまた夢を見てた
裸足のままで

ヨルシカ アルジャーノン 歌詞 (夕暮れに、手をつなぐ 主題歌) – Lyrical Nonsense【歌詞リリ】 (lyrical-nonsense.com)より引用

この歌詞の主人公は達磨(ダルマ)なのではないかと考えます。

「貴方はどうして僕に心をくれたんでしょう 貴方はどうして僕に眼を描いたんだ」は達磨に心を込めて目を書いている様子が表現されているように感じます。

達磨のような縁起物は最初は目が白くなっています。

そして最後の仕上げに白い目を墨で黒くしていきます。

この時に作り手は達磨に思いを込めていることを表現しているのではないかと考えます。

思いを込めて作り手が目を入れた事によって、達磨に心が宿っていることがわかります。

そして達磨目線から作り手の「貴方」を見守っていることを「夢を見ている」で表現していると考えます。

貴方はゆっくりと変わっていく
とても小さく少しずつ
膨らむパンを眺めるように
貴方はゆっくりと走っていく
長い迷路のその先も恐れないままで

ヨルシカ アルジャーノン 歌詞 (夕暮れに、手をつなぐ 主題歌) – Lyrical Nonsense【歌詞リリ】 (lyrical-nonsense.com)より引用

「貴方はゆっくりと変わっていく」というのが少しづつ変わっていく心の変化だということがわかります。

「膨らむパンを眺めるように」はまさに電子レンジでパンが膨らんでいく様子を表しているようです。

パンの膨らみのように心を満たしていくという意味にも取れますよね。

貴方はどうして僕に名前をくれたんでしょう
貴方はどうして僕に手を作ったんだ
海より大きく 砂を流す波も呑み込んで
小さな両手はまだ遠くを見てた

あくびを一つ

ヨルシカ – アルジャーノン 歌詞 ( Lyrics) | UTA5歌詞より引用

達磨には手がないですが、達磨を作っている人が手を追加したことがわかりますね。

そして達磨を完成させた作り手は、「小さな両手はまだ遠くを見てた」から何か考え事をしているように感じますね。

「あくびを一つ」から作り手は眠くなっていることがわかります。

僕らはゆっくりと眠っていく
とても長く 頭の真ん中に育っていく大きな木の
根本をゆっくりと歩いていく
長い迷路の先を恐れないように

ルシカ – アルジャーノン 歌詞 ( Lyrics) | UTA5歌詞より引用

そして作り手と主人公である達磨が一緒に眠りに落ちていることがわかります。

「とても長く 頭の真ん中に育っていく大きな木の 根本をゆっくりと歩いていく」は主人公の達磨が眠りに落ちていく様子が表現されてるように思います。

また「長い迷路の先を恐れないように」では達磨が心を持って初めての睡眠なので、不安になっていることを表現しているように思います。

しかし、「恐れないように」だんだん眠りに落ちていることが推測できます。

いつかとても追いつけない人に出逢えるだろうか
いつかとても越えられない壁に竦むのだろうか
いつか貴方もそれを諦めてしまうのだろうか
ゆっくりと変わっていく
ゆっくりと変わっていく
ゆっくりと変わって往く

ヨルシカ アルジャーノン 歌詞 (夕暮れに、手をつなぐ 主題歌) – Lyrical Nonsense【歌詞リリ】 (lyrical-nonsense.com)より引用

「いつかとても追いつけない人」とは誰のことなのでしょうか?

達磨視点から見ると自分を作ってくれた作り手のことを表現しているように思えます。

「ゆっくりと変わって往く」の「往く」の表記が気になりますね。

「往く」は「元の場所へ戻ることを前提として、目的地へ向かう」というニュアンスになります。 「行く」は「戻ることを前提として目的地に向かう」以外にも、「目的地に向かったまま帰らない」という意味合いも含まれます。 ただ「往く」を使うことはほとんどなくて、一般的には「行く」を使うことが多いです。

https://eigobu.jp/magazine/ikuより引用

元の場所に戻ることを前提としている時に使うのが「往く」です。

「元の場所」とは一体どこなのか?

この歌詞での「元の場所」とは「自分らしさ」だと考えます。

自分らしさを持ちつつ、状況に応じて成長していく事を描いているように思います。

僕らはゆっくりと忘れて往く
とても小さく少しずつ崩れる塔を眺めるように
僕らはゆっくりと眠って往く
ゆっくりと眠って往く

ヨルシカ アルジャーノン 歌詞 (夕暮れに、手をつなぐ 主題歌) – Lyrical Nonsense【歌詞リリ】 (lyrical-nonsense.com)より引用

「僕らはゆっくりと忘れて往く」や「僕らはゆっくりと眠って往く」でも忘れないこと、起きることを前提にしていますね。

忘れても、眠っていても再び起きて元の場所に帰るという意思を感じさせますね。

貴方はゆっくりと変わっていく
とても小さく
あの木の真ん中に育っていく木陰のように
貴方はゆっくりと走っていく
長い迷路のその先も恐れないままで
確かに迷いながら

ヨルシカ アルジャーノン 歌詞 (夕暮れに、手をつなぐ 主題歌) – Lyrical Nonsense【歌詞リリ】 (lyrical-nonsense.com)より引用

達磨が作り手がゆっくりと成長しているのを見守っていることがわかりますね。

苦しみ迷いながら日々を過ごしている作り手を応援しているようにも感じます。

作り手と達磨の関係性が面白いですよね。

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【ヨルシカ/アルジャーノン】ドラマのストーリーとリンクしているのか?

ドラマ『夕暮れに、手をつなぐ』の主題歌になっているのでドラマのストーリーとリンクしているのでしょうか?

本作は、九州の片田舎で育った浅葱空豆(広瀬)が、幼なじみの婚約者を追って上京した先で、音楽家を目指す青年・海野音(永瀬)と運命的で衝撃的な出会いを果たすことから始まる物語。北川悦吏子が『オレンジデイズ』以来19年ぶりに、完全オリジナル脚本で“青春ラブストーリー”を手がける。

ヨルシカ書き下ろし「アルジャーノン」、広瀬すず×永瀬廉『夕暮れに、手をつなぐ』主題歌に決定 /2023年1月13日 – 1ページ目 – ドラマ – ニュース |クランクイン! (crank-in.net)より引用

歌詞はまだ全編が公開されているわけではないのでわかりませんが、人の心に寄り添うような歌詞になっているのは間違いないと思います。

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【ヨルシカ/アルジャーノン】小説のオマージュなのか?

ヨルシカ「アルジャーノン」は小説のオマージュ作品なのでしょうか?

ヨルシカの曲は小説をオマージュした作品が多いので、今回もその可能性が高いですね。

オマージュした作品は「アルジャーノンに花束を」ではないかと考えられます。

小説「アルジャーノンに花束を」は知的障害を持つ主人公チャーリイ・ゴードンが、脳手術を受けて知的障害を克服しようとする話になっています。

「アルジャーノン」の楽曲は小説「アルジャーノンに花束を」をオマージュしているかもしれませんね。

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まとめ

「ヨルシカのアルジャーノンにはどんな意味が込められているのか?」

について考察していきました。

またさらに

  • ドラマのストーリーとリンクしているのか
  • 小説をオマージュしているのか

についても解説していきました。

ドラマがどんな展開を迎えていくのか楽しみですね。

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